Solaris10のssh
Solarisには9からsshdが標準でインストールされます。
9は確認していないのでわかりませんが、少なくともSolaris10のsshdは標準ではProtocol 1のサポートをしていません。
個人的にはそれでも一向に困らないのですが、Protocol 1しかしゃべれない端末等があった場合に困るかもしれないので一応メモ。
Protocol 1はコンフィグに記述が無いだけなので書き換えてあげればOKです。
/etc/ssh/sshd_configの中にある
# Only v2 (recommended)
#Protocol 2
# Both v1 and v2 (not recommended)
Protocol 2,1
# Only v1 (not recommended)
#Protocol 1
#Protocol 2
# Both v1 and v2 (not recommended)
Protocol 2,1
# Only v1 (not recommended)
#Protocol 1
上記からProtocol 2,1を選択
# HostKey for protocol version 1
HostKey /etc/ssh/ssh_host_key
HostKey /etc/ssh/ssh_host_key
上記を追記
あとはこの/etc/ssh/ssh_host_keyを作成。
# ssh-keygen -t rsa1
公開/非公開 rsa1 鍵のペアを生成しています。
鍵を保存するファイルを入力してください (//.ssh/identity): ssh_host_key
パスフレーズを入力してください (パスフレーズなしの場合は空):
パスフレーズをもう一度入力してください:
識別情報が ssh_host_key に保存されました。
公開鍵が ssh_host_key.pub に保存されました。
鍵のフィンガープリント:
xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx root@host
公開/非公開 rsa1 鍵のペアを生成しています。
鍵を保存するファイルを入力してください (//.ssh/identity): ssh_host_key
パスフレーズを入力してください (パスフレーズなしの場合は空):
パスフレーズをもう一度入力してください:
識別情報が ssh_host_key に保存されました。
公開鍵が ssh_host_key.pub に保存されました。
鍵のフィンガープリント:
xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx root@host
出来たキーペアを/etc/sshへコピーしてrestart
# svcadm restart ssh
あとは違うホストからprotocol 1でつながればok
# ssh -1 -v user@hostname