Blade1000を遠隔管理

Blade1000にはRSCカードを取り付けるコネクタが有ります。
取り付けるとuname -iの結果がSUNW,Sun-Fire-280Rのようになり、あなたのBlade1000が280Rに変貌するわけです!
(うれしいかどうかは別ですが)
で、標準ではRSC関連のユーティリティがSolaris10のメディアに入っていません。(たぶん)
このままでは何にも出来ないので、SunからRSC関連のソフトウェアを貰ってきてこれらをインストール。

system SUNWjersc Japanese (EUC) Remote System Control
system SUNWjrscd Japanese (EUC) Remote System Control User Guide
system SUNWjrscj Japanese (EUC) Remote System Control GUI
system SUNWrsc Remote System Control
system SUNWrscd Remote System Control User Guide
system SUNWrscj Remote System Control GUI

Solaris9用と書かれていますがあえて気にしない事にします・・・
インストールが完了すると、

/usr/platform/SUNW,Sun-Fire-280R/rsc/

というディレクトリが出来ていて、そのなかにrsc-configというコマンドあります。
これを実行していろいろと初期設定を行いましょう。
その後、OpenBootにて以下を実施します。
これをやらないとrsc>プロンプトでconsoleとやっても何にも表示されません。

ok> diag-console rsc
ok> setenv input-device rsc-console
ok> setenv output-device rsc-console
ちなみに、元はこんな感じ。
diag-console ttya
output-device screen
input-device keyboard

と、言う事なのですが、どうも再起動するとinput,output共にttyaに戻ってしまいます。
rsc-consoleではなくてrscにすると、値はそのまま残るのですが・・・
Blade-1000の場合はbootmode -uで起動しないと駄目なのかなぁ